仲良くなりたい
そっと肩を寄せて、うつむいたまま君にもたれて、何も言わずに、仲良くなりたい。
愛されている
君が愛されてることに気付かないように、僕だって気付いてないんだとしたら。

そんなふうに考えてみることくらい、別にいいじゃない。

司会者

2015年8月17日 ラクガキ
司会者
夜中にひとりで食べるカップラーメンやレトルトのカレーのことを、何か別のものに例えてみようと思ったけど、何も浮かばなくて、ただお腹が空いてるだけだってことに気付いた午前2時。どうか、笑ってあげてください。もうひとりの俺がそう言った。まるで司会者みたいにそう言った。

ベルト

2015年8月14日 ラクガキ
ベルト
仮面ライダーが好きな息子のために、ダンボールでベルトを作る。何か、スイッチが付いてないと泣きそうな顔で言ってきたり、音は出ないよねとか言ってくるもんだから、口を使えと言ってみる。マジックの先を出したままだったり、ハサミやガムテープを放置して、先ずは俺に怒られる。その後、妻が手を加えてちょっと凝ったベルトが出来上がるけど、結局最後は妻にも怒られてる。不満はあるだろうけど、あいつのこと、いいなって思う時がある。
見ちゅめ合うと素直にお喋り出来ない
目を見合わせて無言のお喋り。あどけない笑顔を見せられて、俺はいつもの声にならないあの感じを味わって、だから、お返しとばかりに脇腹に鼻を押し当てる。押し返そうったって無駄です。そんな可愛い手の平じゃ。

一方、娘が襲われているすぐ側で、息子はマリオカートで遊んでる。後方からキラーになってぶっ飛ばす。あたかもキラーを操縦しているかのように、ハンドルは右へ左へ。そうだ。それでいい。キラーを眺めて休憩しているようじゃ。
恐竜の鳴き声は言い過ぎ
椅子から恐竜の鳴き声みたいな音がする。

恐竜の鳴き声は言い過ぎか。

確か中学生の時に買ってもらったから、もう25年くらいか。

へー。
古い日記
2007/12/16

音楽を聴きながらコーヒーを飲む。砂糖もクリーミングパウダーもたっぷり入ったコーヒーを飲みながらビートルズを聴く。そのうちお腹が空いてご飯を炊く。出来合いのポテトサラダと海苔の佃煮をおかずにどんぶり2杯を平らげる。食後に一服。寒いけど窓を開けてちょっとだけ換気。

2007/12/17

渋滞にはまっていた。奇妙な渋滞だった。自分の車の前には何台もの車が連なっていた。そのどれもが同じ車。同じドライバー。同一人物。運転手は全員自分だった。
突破口は必ずある。ため息まじりの排煙と消えないブレーキランプを見つめながら、そう自分に言い聞かせた。
自分を走らせることができるのは自分しかいない。そんなふうにも思ってみた。だけど、脳みそまでは伝わらなかった。心が疲れただけだった。
そのうち考え方がスマートになった。渋滞なんてよくあること。慌てることはない。気ままに行こう。空には星が輝いている。

2007/12/21

愛だ恋だと言う前にほんのりエッチな週末を期待してみる。朝も夜も満員電車に揺られながら宮部みゆきの『火車』を読んでいた。ストーリーが佳境に入ったせいで目を潤ませながら読みふけった。体は楽じゃないけど、案外空いてる時より本の世界に集中できる気がした。

2007/12/23

駅前で鉄の背骨かというくらいしゃんとした女と視線が合ってドキッとする。どことなく上品で、妖艶で、とにかく強烈な眼差し。ただ、印象にハッピーがない。そういう女と毎日のようにすれ違う街の、テレビもゲームもないこの部屋で、ひとりクリスマスを迎える。本当はちょっとやりきれないものがあるんだけど、小指の付け根の辺りに刻まれた嘘を信じてやり過ごしてみる。風になびく洗濯物や、誰かの無関心にあくびなんかしながら。

2007/12/24

真っすぐ行くと歯医者さんがあって、そこを右に曲がると北口に出られますよ。小綺麗で可愛い人だった。ハッピーな香りが漂っていた。

2007/12/31

雲が流れて風に吹かれて長く険しい暗闇を抜けるような日々が過ぎて行った時、僕らを包むものは愛だから、目の前に広がるものは愛だから、辛くて苦しくて悲しかった頃の自分に頭を下げて会いに行きたい。あなたのお陰で今の僕があります。あなたの恐怖や怒りや涙のお陰で今の僕があります。これからの僕があります。

2015/8/9

昔書いた日記を読み返して、ろくでもない気分になる。

delete

2015年8月8日 ラクガキ
delete
キーボードを叩いてdeleteを押すこと。

うんざりするほど繰り返した後で気付いたこと。

見つからない出口を探していること。

探している出口は見つからないこと。

出口は見つけるものではないこと。

出口は出口ではないこと。

ここにいること。

酔っぱらっていること。
あすなろがきこえる
スタジオジブリの「海がきこえる」を、多分、もう30回くらい観てるのに、「海がきこえる」の音楽を鼻歌しようとすると、昔やってたフジテレビ系ドラマ「あすなろ白書」の音楽になっちゃう。

というような話をしたら、共感的理解を示してくれた人がいて、受け入れられるって嬉しいなあ。

ていう。
想像させてもくれない
抱っこしてって寄って来て、壊れた玩具を渡されて、横になってりゃ乗って来て、君は今日だって、泣いたり怒ったり笑ったり。いつかおばさんになって、おばあさんになって、僕について思い巡らすひと時があるとして、そこに浮かんだ場面の中に、どんな僕と君がいるかだなんて、神様はまだ、想像させてもくれないよ。

I Believe

2015年8月3日 ラクガキ
I Believe
ひとつ隣のテーブルで、グラス片手に女が言った。

ちんちんとちんちんをぶつけあって戦うちんちんファイトの話なんて誰も聞きたくないでしょ。

ちんちん・・・ファイト!?

もしあれが本当に、どこか遠い土地で、聞いたこともないような民族と、共に暮らした過去を持つ、日本人女性の話なら、俺は信じる。

Summer Days

2015年8月2日 ラクガキ
Summer Days
水族館のブルーライト。遠くの空に花火。

神様、僕たちはピザが食べたいです。遊ぼう。

オー・サマー・デイズ。イッツ・サマー・デイズ。
やってみよう
やってみよう。

木登り、玉乗り、前回り。

くるり、くるくる、逆上がり。
ほろほろらりらり
ほろほろほろほろほろ。

らりらりらりらりらり。

ため息をつくように3回繰り返す。

ほろほろほろほろほろ。

らりらりらりらりらり。

2015年7月29日 ラクガキ
声
「君もこっちにおいでよー」
「あー、ちょっと待ってー」

ミニカーで遊ぶ息子の声が好き。

「それやめてって言ってるでしょ」
「ハーイ」

息子が怒られてるのに娘が返事しちゃうっていう、あれが好き。

心屋仁之助

2015年7月27日 ラクガキ
心屋仁之助
テレビで心屋仁之助さんを観たとき、なんとなく、この人に会ってみたいなあと思った。それから1年くらい経ったある日、心屋仁之助っていう名前も忘れてた頃、ブックオフで1冊の本を買った。会社に行くのが辛かったし、バスに乗ったり、街を歩くだけでも疲れちゃうから、考え方を変えて楽に生きたいと思って、その手の本を探してたから。何冊か他の著者の本を読んでは泣いてたし、少し楽になったような気はしてた。心屋仁之助さんの本を読んで泣いたことは多分1度もないけど、ああ、そういうことかと思った。

俺は仕事もできないダメな人です。座席を譲らない悪いやつです。座席が空いていて本当は座りたいのに座れないアホです。世の中の仕組みを何も知らないバカです。自分のことをかっこいいと思っているイタいおじさんです。例えばこういう、ダメな自分を認めてしまうことで、周りが怖くなくなるって書いてあった。

ああ、そういうことか。バレたくないって隠してるから、嫌われたらどうしようって悩まされるんだ。わかった。だったら俺はそんなのすぐにでも認めたい。そう思った。

だけど、ダメな自分を認めるっていうことは、甘えるっていうことであり、迷惑をかけるっていうことであり、ダメな人なんだから迷惑をかけるなんてあたりまえの図式なのに、迷惑をかけるくらいなら死んだほうがマシだくらいの勢いで、時に迷惑をかける自分を拒絶する。迷惑をかける俺はなんてダメなやつなんだって自分を責める。

結局、ダメな自分を認めてないし、許してないし、みたいなところで悩んでる。遊んでる。でも、そんな今もいい。そんな自分もいい。だって、幸せなんだから。


心屋仁之助さんの本を読んで泣いたことはないけど、歌を聴いて泣いたことは何度もあるし、トークで笑ったことは何度もあります。先日も会いに行ってきました。
トリハダ体操おもしろかったなあ。俺だったら恥ずかしくて言えないようなことを、ちょっとだけ恥ずかしそうに言っちゃうあたり。好きだなあ。
パンツはふくらませ
小学1年か2年の頃、教室でキン肉マンを描いてたら、村松くんっていう絵の上手なクラスメイトがやって来て、パンツの描き方を教えてくれた。

当時の俺が描いてたキン肉マンのパンツは、股間の辺りがとんがってて、まるで図形みたいに三角形三角形してたから、気になっちゃったんだろうな。

ふくらみがなかったからな。

パンツでおおわれたものの存在を意識したうえでパンツを描く。

見えないもの、描かないものの存在を意識して描く。

村松くん。俺、そんなこと未だに出来ないよ。
夢の家族旅行
ハワイとかって1回行ってみたい。

ひとりの時はあんまり思わなかったのにな。

家族で行ったら楽しそうだなあ。

アロハシャツ短パンビーサンで並んで海岸散歩したり、なにかしらのソースで口の周りべっちゃべちゃにしたいな。
問題視しちゃう
翼を広げて飛び立とうと思いっきりパタパタしながら、手には大きな荷物を持って、絶対離さないなんて言ってドタバタやってる。

飛ぶのをあきらめて堂々と歩いて行くか。

大切な荷物を置いてそこから飛び立つか。

倒れるまでドタバタやって、ピーポーピーポー言いながらやって来た車で美人ナースに会いに行くか。

正解なんてないのに、クイズでもないのに、正解を求めちゃう。

問題視しちゃう。
盛りそばと天丼
海鮮丼食べたい。

ああ、でもそれより、盛りそばと天丼セット食べたいかな。

サービスのネギとわさびがよかったなあ。

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